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家族で楽しめる名作アニメ!【アニメ三銃士】は愛と友情の物語!

名作アニメ

アレクサンドル・デュマの世界的に有名な小説「ダルタニャン物語(三銃士)」を元に製作された「アニメ三銃士」を紹介します。

当時、毎週欠かさず見ていた番組で、NHKが本気で作った子供(ローティーン・ミドルティーン)向けTVアニメの先駆け。

この後の青いブリンク、そしてふしぎの海のナディアへとつながる「金曜7時半枠の名作アニメ」第1弾です。

 

今回の記事では、この「アニメ三銃士」のおすすめポイントをご紹介。

子供から大人まで家族みんなで楽しめる名作ですので、ぜひ最後までお付き合いください。

 

アニメ三銃士の作品データ

【作品概要】

舞台は17世紀初頭のフランス・パリ。

主人公の少年・ダルタニャンが、仲間の三銃士(アトス・ポルトス・アラミス)や孤児の少年・ジャン、仕立て屋の娘・コンスタンスとともに繰り広げる愛と友情と冒険の物語。

主人公のダルタニャンが「こんすたんす~」と呼ぶ時のちょっと腑抜けた?声が今でも耳に残っています。

のりピーが歌う主題歌も大ヒットしましたね~。

キャッチフレーズは、「みんなは一人のために!一人はみんなのために!」。

 

【作品データ】

作品名アニメ三銃士
メディアTVアニメ
原作者アレクサンドル・デュマ・ペール
製作NHK・NHKエンタープライズ
話数全52話
放送期間1987年(昭和62年)~1989年(平成元年)

 

アニメ三銃士のおすすめポイント(ストーリ&キャラ)

それでは「アニメ三銃士」のおすすめポイントを、ストーリーや登場人物なども絡めながら紹介していきます。

ただですね。

全52話という大河ドラマなみに長いアニメなので、全てのストーリーを紹介すると膨大な文字数になってしまいます。

そこで、主要なキャラクターが序盤で全て登場することも加味して、序盤のストーリーを中心に進めていきたいと思います。

 

ストーリー①【旅立ち】

フランス・ガスコーニュ地方に暮らす少年・ダルタニャン(15歳)。

ある日ダルタニャンは、領主の息子と「フランス一大きい動物」を巡って喧嘩をしてしまいます。

自分の家で飼っている牛こそがフランス一の動物だと主張する領主の息子。

対してダルタニャンは「象の方が大きい!」と反論します。

 

取っ組み合いの喧嘩に発展した口論はダルタニャンが勝利しますが、そこは領主様の息子が相手。

その日の夕方になって、ダルタニャンに謝りに来るよう領主から言い渡されます。

しかし。

どうしても謝りに行きたくないダルタニャン。

そこで彼は名案を思い付きます。

「そうだ!パリへ行って象を連れてこよう!」

 

こうして、ダルタニャンはパリへと旅立つのでした。

 

原作では「銃士になるため」パリへ赴くことになっているダルタニャンくん。

しかし本作では「いっちょ、パリで名を上げてやるか!」というような動機ではなく、「象を見つけるため」だけにパリへ行くことに。

 

ガスコーニュ地方のどのへんに住んでいたのかは知りませんが、パリまでは600㎞くらいあるんじゃないかと思います。

簡単に行って帰って来られる距離ではありません。

それでも、「象」つまり「自身の名誉」のためにパリまで行くことを決心する辺りは、すでに騎士道精神に目覚めているということを表しているのかもしれませんね。

そんなダルタニャンくんは、明るく真っ直ぐな性格の少年で、ちょっとお調子者。

アニメの主人公としては正統派と言えます。

 

ストーリー②【出会い ~その1~】

パリに到着したダルタニャンくんは、早速「運命の出会い」を果たします。

初めてのパリでおのぼりさん状態だった彼は、ある街角で出合い頭に「コンスタンス」という女性とぶつかってしまいます。

このベタな出会いがきっかけとなり、この後、ダルタニャンとコンスタンスはお互いに惹かれていくことになるのです。

 

さらには、ダルタニャンと兄弟同然に親しくなる少年・ジャン。

謎の女・ミレディ。

ダルタニャンの愛馬となるロシナンテ。

と、パリに着くや否や主要な登場人物の半数と出会ってしまうのでした。

 

こうしてダルタニャンのパリでの生活がスタート。

ここで出会う3名(+1頭)は、ダルタニャンの今後に大きく関わってくることになります。

注目すべきは、謎の女・ミレディ。(下図の仮面の女性)

 

彼女はダルタニャンに敵対する悪役として、この作品になくてはならないキャラクター。

途中で改心したのか?と思える場面があるものの、やっぱり最後まで悪役を貫く彼女は、実は悲しい過去の持ち主でもあります。

 

一方、本作のヒロイン・コンスタンスは「気の強いパリジェンヌ」。

お淑やかに見える反面、お転婆なところもあるお嬢さんです。

そのため、しばしばトラブルに巻き込まれてはダルタニャンに助けられるという役回りを演じることも。

ただ彼女の存在がダルタニャンの活力であり、次第にお互いの距離が縮まっていく様子は、爽やかなラブストーリーとして本作のスパイスになっています。

 

そして、アニメオリジナルキャラの少年・ジャン。(孤児)

彼もダルタニャンを助けたり、逆に助けられたりと重要なキャラクターとして活躍します。

シリアスな話を明るくしてくれる、なくてはならないサブキャラですね~。

孤児であるにもかかわらず明るく逞しく生きているこの少年の姿は、見ている子供たちにきっと「何か」を感じさせてくれるでしょう。

※ 主人公のダルタニャン(左)とヒロインのコンスタンス(右)。
※ 真ん中のおチビちゃんがジャン。

 

ストーリー③【出会い ~その2~】

さて、フランスで暮らすことにしたダルタニャンは、まず職探しに出かけます。

ところが。

その最中でちょっとした事件に巻き込まれてしまうことに。

ミレディの陰謀でコンスタンスがさらわれてしまうのです。

その事件を無事に解決しコンスタンスを取り戻したダルタニャンでしたが。

そこで彼は、ある想いを抱きます。

「銃士隊」に入りたい。

この想いを胸に銃士隊長の元を訪れたダルタニャン。

 

ところが。

またしても謎の女・ミレディの策略にハマってしまうのです。

ミレディの策略により、アトス・ポルトス・アラミスという3人の銃士に因縁をつけられたダルタニャンは、

彼らと決闘することになるのでした…。

 

これがダルタニャンと三銃士との初めての出会い。

第一印象は、お互いに「サイアク」という感じで描かれます。

しかし、騎士道精神にあふれるダルタニャンが決闘から逃げるわけもなく、遂には三銃士の面々と対峙することになるのです。

なお、このダルタニャンと三銃士との決闘は原作でも描かれている有名な場面でもあります。(細かい部分は違いますけど)

 

ちなみに謎の女・ミレディは、ダルタニャンと出会った時からその「素質」を見抜いているという設定になっています。

なので、しつこくダルタニャンに付きまとい、その関係は「宿命のライバル同士」として最後まで続くことになります。

 

ストーリー④【友情】

三銃士との決闘にのぞんだダルタニャンでしたが、

ジャンとコンスタンス、さらに銃士隊隊長・トレビルの計らいにより何とか決闘はせずに収まります。

ホッと一安心、と思いきや。

一介の少年が無謀にも三銃士の決闘を受けたと知った銃士隊長のトレビルは、ダルタニャンにきつ~いお説教。

 

「剣の技だけを自慢するような人物は銃士隊にはいらん」

「銃士隊に入るには剣よりも心だ」

 

その言葉を聞き、がっくりと膝を落とすダルタニャン。

ひどく落ち込んだ彼は、ひとり河原で夕日を眺めるのでした。

 

と、そこへ。

アトス・ポルトス・アラミスの三銃士が現れ…。

 

この後、有名な「みんなは一人のために!一人はみんなのために!」のシーンが描かれます。

ダルタニャンと三銃士が固い友情で結ばれるこのシーンは、序盤の見せ場!

その詳細は、ぜひ本編で確認してください。

※ 下図左から、アラミス、ポルトス、アトス。

 

と、ここまでが序盤のストーリーでして主要なキャラは全て登場済み。

ミレディ・コンスタンス・ジャンについては上で紹介していますので、ここではダルタニャンの心強い仲間「三銃士」を簡単に紹介します。

 

まず、三銃士のリーダー的存在であるアトス。

ダンディな男性で人格者として描かれています。

冷静沈着で知略派、三銃士の要ですね。

 

一方、食べることが大好きで巨漢の力持ちとして描かれるのがポルトス。

けんかっ早く頭に血が上りやすい性格ではありますが、仲間想いのムードメーカーでもあります。

 

そして。

本作の「裏の主人公」アラミス。

金髪を長く伸ばしたイケメンの彼には、重大な秘密があります。

その秘密こそが裏の主人公と呼ばれる理由。

放送当時もっとも人気があったキャラクターで、女性人気は異常でしたね~。

果たしてアラミスにはどんな秘密が隠されているのか?

ネタバレはしませんので、本編で確認してくださいね。

 

ということで今回は、「アニメ三銃士」のおすすめポイントを序盤のストーリーと主要キャラを中心に紹介しました。

この後、徐々に物語は本編へ。

大まかに分けると、こんな感じ。

  1. 前半部分
    • 謎多き女・ミレディとダルタニャン&三銃士の対決がメイン
  2. 後半部分
    • 謎の鉄仮面男が登場しミレディと手を組んでダルタニャン&三銃士に襲いかかる

加えて、アラミスの敵討ちのストーリーも同時進行することになります。

※ アラミスの秘密とこの敵討ちは、密接に関係しています。

 

冒頭でも述べたとおり、本作「アニメ三銃士」は、基本的に子供(ローティーン・ミドルティーン)を対象に作られたアニメです。

そのため、キャラクターの描写も含めて明るい作風のアニメとなっており、コミカルな描写も多くなっています。

ただ本編のストーリーとしては、政治的な陰謀や個人の復讐、過去の因縁などが相まって、なかなかにシリアス&ミステリアス。

そこにコメディ・アクション・ラブロマンスなどがミックスされ、視聴者を飽きさせない作りになっているんですね。

だから、大人が見ても十分楽しめる作品と言えるでしょう。

 

NHKが作成しているアニメですから過激なシーンや性的な描写もなく、お子さんにも安心して見せられる優良アニメ。

また、1989年にはアラミスを主人公とした劇場版も公開されるほどの人気作でしたので、お子さんと一緒に昭和最後の名作アニメを楽しんでみてくださいね。

 

 

さて、そんな名作「アニメ三銃士」は、わたしが調べた限り動画配信サービスなどでは取り扱っていません。(投稿日現在)

もし「観てみたい!」という方がいらっしゃしましたら、Amazonか楽天でDVDをチェックしてください。

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