日本のアダルトアニメはここから始まった!
と言っても過言ではない、昭和を代表する名作エロアニメ「くりいむレモン」シリーズを紹介します。
40代以降のオッサンなら必ず1度は聞いたことのある超有名なアダルトアニメ、それが「くりいむレモン」。
フェアリーダストが制作を手掛けた「くりいむレモン」は、沢山のシリーズがOVA(オリジナルビデオアニメーション)として映像化されています。
【くりいむレモン シリーズ】
- くりいむレモンシリーズ
- 新くりいむレモンシリーズ
- くりいむレモンスペシャル
- 亜美・それから
- 漫画家シリーズ
- 総集編
- シリーズ名なし
- くりいむレモンjr
- くりいむレモン完全版
- クライマックス全集
- 新世紀くりいむレモンシリーズ
- くりいむレモン New Generationシリーズ
(出典:Wikipedia)
正直、知らないシリーズも多いのですが、我々の世代で「くりいむレモン」と言えば、やはり上記1.の「初代くりいむレモンシリーズ」。
そして、この初代くりいむレモンシリーズでは、全部で16作のOVAが制作されています。
【初代くりいむレモンシリーズ】
- 媚・妹・Baby
- エスカレーション 〜今夜はハードコア〜
- SF・超次元伝説ラル
- POP♥CHASER
- 亜美・AGAIN
- エスカレーション2 〜禁断のソナタ〜
- いけないマコちゃん MAKO・セクシーシンフォニー前編
- スーパーバージン
- ハプニング・サマー
- STAR TRAP
- 黒猫館
- いけないマコちゃん MAKO・セクシーシンフォニー後編
- 亜美III
- なりすスクランブル
- 超次元伝説ラルII 〜ラモー・ルーの逆襲〜
- エスカレーショ3 〜天使たちのエピローグ〜
実際には他にもあるのですが、R-18指定のオリジナル作品(OVA)としては上記の16作で全部です。
以前の記事では、第1作目の「媚・妹・Baby」と2作目の「エスカレーション 〜今夜はハードコア〜」の2つを取り上げて紹介しました。
そこで今回は、くりいむレモンシリーズの第2弾として3作目の「SF・超次元伝説ラル」と4作目の「POP♥CHASER」を紹介します。
2作品のおすすめポイントなどを紹介していきますので、古き良き時代のエロアニメをぜひご堪能ください。
くりいむレモン・Part3「SF・超次元伝説ラル」の作品データ
【作品概要】
伝説の剣士・キャロンが、悪の魔法使いラモー・ルーに立ち向かうファンタジー作品。
ラル王国に古くから伝わる「リバースの剣」の伝説。
その伝説を恐れたエロ悪い魔法使いのラモー・ルーは、ラル王国の「王女ユリア」を拉致。
リバースの剣のありかを聞き出すため、裸にひんむいて拷問にかけるのでした。
「リバースの剣について知っていることを話せ!」
その頃、怪鳥に乗って空の散歩を楽しんでいた村娘の「キャロン」は、突如ラモー・ルーの手下に襲われゴロモスの神殿へと落下してしまいます。
しかし、落下する際にまばゆいばかりの光がキャロンを包み込み…。
気がつくと、キャロンは戦士の衣装を身にまとい神殿の台座の上に横たわっていたのです。
そしてエロ悪い魔法使いのラモー・ルーを倒すため、宮殿の内部に潜入するのでした。
そんなキャロンを待ち受けるラモー・ルーの卑劣な罠。
果たしてキャロンはラモー・ルーを倒し、王女を救い出すことができるのでしょうか?
【作品データ】
作品名 | SF・超次元伝説ラル |
シリーズNo. | くりいむレモンシリーズ Part3 |
メディア | OVA(R-18) |
制作 | フェアリーダスト |
収録時間 | 23分 |
公開(発売) | 1984年(昭和59年) |
くりいむレモン・Part3「SF・超次元伝説ラル」のおすすめポイント
初代くりいむレモンシリーズの第3弾は、1・2作目とは打って変わりファンタジーSFアニメとして登場。
この「SF・超次元伝説ラル」は上の概要のとおり、王女様がエロ悪い魔法使いにさらわれ、それを助けるために村娘だった女の子が伝説の剣士になって戦うというストーリーになっています。
え~、正直この設定だけでもソソられます。
ファンタジーもののエロは本当にイイですよね~。
で、肝心のエッチなシーンは3箇所。
- 冒頭にある「王女様・ユリアちゃん」のソフトな拷問シーン
- 途中にある名もなき王女の侍女が犯られちゃうシーン
- 後半の「伝説の剣士・キャロンちゃん」がラモー・ルーに捕まっちゃうシーン
(©フェアリーダスト/SF・超次元伝説ラル)
3つともそれなりに見ごたえがあります。
ただ前回のくりいむレモンの記事でも書いたとおり、初代くりいむレモンシリーズに登場する女の子たちは押しなべて「幼児体形」。
今の巨乳・爆乳全盛のエロアニメを見慣れている方には、ちょっと物足りないかもしれません。
本作でエッチシーンを披露してくれる3人も、とても可愛いのですが…。
全員「ロリ体形」なのがチョット残念ではあります。
それでも、当時としては画期的なSFファンタジーを題材にしたエロアニメ。
これは今の異世界ブームの先取り(だいぶ先取りですけど)と言っていいでしょう。
そういう意味では偉大な足跡を残した名作エロアニメとも言えますね~。
個人的に、初代くりいむレモンシリーズの中ではかなり好きな作品で、鮮明に記憶に残っているエロアニメです。
特に後半の「キャロンちゃん」がエロ魔法使いに捕まってしまうエッチシーンは、声優さんの名演技も光って興奮しますよ♪
※ けっこう有名な声優さんですので、声を聴けば判るかもしれません。
(©フェアリーダスト/SF・超次元伝説ラル)
なお、本作には続編(超次元伝説ラルII 〜ラモー・ルーの逆襲〜)もあります。
こちらはさらにパワーアップ(エロ的に)した作品ですので、また機会があれば紹介しますね。
くりいむレモン・Part4「POP♥CHASER」の作品データ
【作品概要】
西部劇風の荒野を舞台に繰り広げられるアクションエロコメディーです。
砂漠を疾走する一台のエアバイクに跨るのは、「リオ」という名の流れ者の美少女。
ネオカンサスシティに着いた彼女は、セーラー服の女の子でいっぱいの酒場で宿を取ることにしました。
酒場の中で、この地を荒らし回っているザック一味の噂を聞くリオ。
その夜、酒場で働く少女「マイ」がリオの部屋を訪れ、店をザック一味から守って欲しいと依頼してきます。
快く依頼を引き受けてくれたリオに、マイはお礼として自分の身体を差し出すのでした…。
しかし翌日、酒場はザック一味の襲撃で瓦礫と化し、店の酒と少女たちがザック一味にさらわれてしまいます。
そして一味の隠れ家に連れ込まれた少女達は飢えた狼たちの餌食となり、マイもザックの餌食に。
そこに、リオが駆けつけ、ザック一味は崩壊寸前。
後はリーダーのザックを…と思ったリオでしたが…。
思いがけない「オチ」で物語は終了するのでした、とさ。
【作品データ】
作品名 | POP♥CHASER |
シリーズNo. | くりいむレモンシリーズ Part4 |
メディア | OVA(R-18) |
制作 | フェアリーダスト |
収録時間 | 25分 |
公開(発売) | 1985年(昭和60年) |
くりいむレモン・Part4「POP♥CHASER」のおすすめポイント
「POP♥CHASER」は、初代くりいむレモンシリーズの中でも「傑作」として評価の高い作品です。
その理由は2つあって、ひとつは作品の完成度の高さにあります。
まず、流れ者の美少女が悪者をやっつけて町と少女を救うという分かりやすいストーリーがイイです。
さらに一般のコメディ作品のようなテンポとノリの良さが、エロシーン以外でも飽きさせません。
プラスしてエッチなシーンもあるという、まさに「傑作」と呼ぶに相応しいエロアニメと言えるでしょう。
※ ストーリーの最期を飾る「オチ」も、一般アニメのコメディっぽくて良いです。
で、肝心のエロシーンは大きく2つあり、いずれも「マイちゃん」が絡んでいます。。
- 前半の「百合シーン」
- 後半の「ノーマルシーン」
(©フェアリーダスト/POP♥CHASER)
ですから、どっちの属性の方でも楽しめますし、両方の属性を備えていれば2倍楽しめちゃうのです。
また、本作が「傑作」として評価の高い理由の2つ目として、「作画」と「声優」が挙げられます。
最後に流れるスタッフロールに注目すると、知っている名前があるかもしれませんよ♪
これらのスタッフ&キャストにも注目して「POP♥CHASER」を楽しんでください。
でもホント、フェアリーダストは百合シーンが好きですよねぇ。
くりいむレモンには本作以外にもたくさんの百合作品がありますので、「百合エロ」はくりいむレモンの代名詞だと思ってくださいね。
(©フェアリーダスト/POP♥CHASER)
ということで今回は、昭和を代表する名作エロアニメである初代くりいむレモンシリーズから、第3作目の「SF・超次元伝説ラル」と4作目の「POP♥CHASER」の2つを取り上げて紹介しました。
かれこれ30年以上前の作品ですので、今ではなかなか手に入りづらい作品となっています。
もし「観てみたい!」という方がいらっしゃしましたら、ネット宅配DVDレンタルサービス「GEO(ゲオ)」の宅配レンタルを利用するのがおすすめ。
コレクターの方はすでに持ってらっしゃるでしょうし、レンタルならわずかな金額ですみますしね。
「ゲオ宅配レンタル」のトップページからアダルトページへ移り「くりいむレモンPART2」で検索してください。
昭和時代の少年たちを熱くさせた「くりいむレモンシリーズ」。
知っている方も知らない方も、エロアニメ好きなら一度は観ておいて損のない名作です。