こんにちは、PANDRAです。
今回おすすめする漫画は、大見武士先生の「かみくじむら」。
この作品は、ある意味「男の夢とロマンが詰まった」エロ漫画…なんですが。
読み進めていくと、不思議な感覚にとらわれてしまうかもしれません。
なぜなら…。
それは、読んでからのお楽しみ♪
ただ、ひとつだけアドバイスを。
本作を読む際には、あなたご自身を主人公に置きかえて読み進めてください。
そうすれば、絶対にハマります!
今回の記事では、そんな「かみくじむら」のおすすめポイントを紹介していきます。
かみくじむらの作品データ
【作品概要】
妄想好きで人の良い普通の青年・永瀬 健悟(ながせ けんご)。
彼は、ある老人との出会いをきっかけに「変わった村」で暮らすことになってしまう。
外界から完全に隔離されたその村には女性しかおらず、しかも永瀬がその村の村長に!?
女性ばかりの村で暮らす彼に待ち受けているものは…。
夢のハーレムか?
それとも…。
【作品データ】
作品名 | かみくじむら |
作者 | 大見武士 |
連載誌 | 月刊ヤングキングアワーズGH(少年画報社) |
連載期間 | 2018年(平成30年)~2020年(令和2年) |
単行本 | 全4巻 |
電子書籍 | あり |
かみくじむらのストーリー
それではまず、本作「かみくじむら」のストーリーから簡単に紹介していきます。
【ストーリー①】
会社をクビになって一人旅をしていた青年・永瀬 健悟(ながせ けんご)は、旅先で一人の老人を助けます。
しかし老人のワナにまんまとハマってしまった永瀬くんは、とある村に連れていかれることに。
外界との接触が一切なく、電気・ガス・水道の類いもない時代錯誤もはなはだしい村。
先ほど永瀬くんが助けた老人は、この村の村長だったのです。
その村の名は…。
(©大見武士/かみくじむら 第1巻)
外の世界から完全に隔離されたかみくじ村。
最初は戸惑っていた永瀬くんも、この村には村長以外は若い女性しかいないこと。
さらに、今の村長に代わって次の村長になってほしいと懇願されたことで、かみくじ村にとどまることにします。
だって。
村の女性たちは、すべて村長のいいなりなんですから。
【ストーリー②】
外の世界をまったく知らない女性たちは、一般社会の常識や法律なども知りません。
村長が決めたかみくじ村の「定め」を守って暮らしています。
かみくじ村の「定め」は4つだけ。
- 人のものを盗らない
- 勝手に村の外にでない
- もめごとは「クジ」で解決する
そして4つ目が、「たくさん性交して、たくさん子供を産む」こと。
一般の性常識をもたない彼女たちは、最低でも一人は子供を産まないとヒトに生まれ変われないと信じさせられているのです。
加えて。
クジで決めたことは「絶対」。
もしクジの決定をくつがえすようなことがあれば、「天罰」がくだるとも…。
(©大見武士/かみくじむら 第1巻)
この話を聞いて、「いや、やっぱりちょっとおかしいぞ、この村は…」と感じた永瀬くん。
「このままでいいのだろうか?」
『イヤイヤ、ここにいれば誰とだってヤれるじゃん!』
「だめだ!そんな欲望優先の考えは許されない!」
『でも中出しし放題、責任もとらなくてイイんだぜ!』
「ボクはそんな気持ちでここにいるわけじゃ…!」
ふたつの気持ちで揺れ動く心のうち。
さて、永瀬くんの決断は?
【ストーリー③】
『こんなに気持ちイイのか!?女って!SEXって!』
この村にとどまるべきか?
逃げ出すべきか?
思い悩んでいる永瀬くんの部屋を訪れたエリという女性。
エリは、最初から親しく接してきたかみくじ村の中心的な存在で本作のヒロイン。
そんな彼女に迫られた永瀬くんは、結局おのれの欲望と快楽を選んでしまうのでした…。
(©大見武士/かみくじむら 第1巻)
こうして永瀬くんとエリは恋人同然の仲になります。
しかし!
エリには「ある秘密」が…。
と、ここまでが序盤のストーリー。
この後もうひとりの次期村長候補があらわれたり、エリと関係のある男性が登場したりと徐々に「村の秘密」が明かされていくことに。
果たして永瀬くんは?エリは?そして村の女たちはどうなるのか?
ある種のミステリー&サスペンス風の展開で物語が進行。
全4巻と短めの作品ですが、ストーリー自体は非常に読みごたえがあります。
読み始めたら、続きが気になってイッキ読みしてしまうでしょう。
そして。
最後に衝撃の結末が待っていますよ。
かみくじむらのおすすめポイント①(クズ野郎・永瀬)
さて続いては、本作「かみくじむら」のおすすめポイントを紹介していきます。
1つ目のおすすめポイントは、何と言っても主人公の永瀬くん。
こいつ。
クズです。
最初はそうでもなかったんですけどね。
ただの妄想好きでお人好しの普通の好青年として描かれています。
(©大見武士/かみくじむら 第1巻)
それが次期村長候補のもう一人の男(真島くん)が現れたくらいから、見事なまでのクズっぷりを披露。
真島くんがちょっとイイ奴(見た目も中身も)なので、余計にその対比がきわだつんですね。
このイイ奴(真島くん)VS クズ野郎(永瀬くん)との村長候補対決も、本作の大きな見どころと言えます。
さらに終盤に行けば行くほどグングン「クズ度」はアップ!
最終話なんか笑っちゃうくらいのクズっぷり、まさにクズの鑑ですな。
※ 衝撃のラストとあわせて、最終話はホントおもしろいです。
(©大見武士/かみくじむら 第4巻)
もうキャラ変わっちゃってますから、最初と。
そんな永瀬くんがどんなクズ人間なのかを、わたしのつたない文章力でお伝えするのは無理。
だからと言って内容(画像)をぜんぶ載せるわけにもいきませんので、その辺りはぜひ本編でお楽しみください。
なお、冒頭で「あなたご自身を主人公に置きかえて読み進めてください。」と書きました。
その意味も、本編をお読みいただければ解ります。
彼と同じ立場・同じ状況になったとき…。
あなたなら、どうしますか?
そんなことも考えながら読んでいただければ、より一層おもしろさが味わえますよ。
かみくじむらのおすすめポイント②(エロかわいい女性キャラ)
では最後に、本作のエロ漫画としてのおすすめポイントを紹介して終わります。
ここまで読んでいただければ分かるとおり、この漫画には男の夢とロマンが詰まっています。
- 外界とは隔離された村
- 若い女性しかいない
- 若い男性は自分だけ
- 女性たちはなんでも言うことをきく
もしこの村の村長になれば、若くてかわいい女の子たち全員を自分の好きなようにできるんですから。
ハーレム、パラダイス、男の夢、ですよね。
(©大見武士/かみくじむら 第1巻)
さっきと同じことをもう一回書きますけど。
彼と同じ立場・同じ状況になったとき…。
あなたなら、どうしますか?
ってことは、ここでも言えるんですね。
で、肝心のエロシーンはかなり多いです。
大見先生の描く女性キャラはかわいいですし、カラダの描き方もエロくて上手。
胸を揉むシーンなんかも、きちんと「やわらかさ」が表現されてます。
かなりレベルの高いエロ描写といってイイでしょう。
また、特定のキャラだけでなく色んな女の子のエッチシーンが登場するのもうれしいポイント。
まぁ一番多いのはエリちゃんのエロシーンですが。
(©大見武士/かみくじむら 第2巻)
そんな中、わたしが推したい女性キャラがこの娘⤵。
(©大見武士/かみくじむら 第1巻)
エリちゃんの妹のミナちゃん。
年齢は分かりませんが、たぶん中学生くらいでしょうか。
メチャメチャかわいいです。
純粋で、健気で、一途で、ちょっとツンデレで、ロリ。
クズ野郎の永瀬くんを一途に想っていることを除けば言うことありません。
ただ、残念ながらミナちゃんのカラミシーンはないんですね~。
こんな⤵エロシーンはあるんですけど、クズ野郎もなぜかこの娘とはヤらないんです。
(©大見武士/かみくじむら 第2巻)
そして、ミナちゃんは本作のラストに大きく関わってきます。
このいたいけなかわいい娘さんがどのようなラストを演出するのか?
ぜひ本編で確認してくださいね。
ということで今回は、おすすめの青年漫画として大見武士先生の「かみくじむら」を紹介しました。
前のほうでも書いたように、全4巻の作品ですがストーリーもキャラもエロも非常に濃い作品となっています。
たぶん、エロ要素がなくても普通におもしろい作品に仕上がったでしょう。
でも本作の設定でエロなしというのは、タコが入ってないタコ焼きと一緒。
エロ描写あっての「かみくじむら」です。
ミステリー&サスペンス風のストーリー。
主人公・永瀬くんのクズっぷり。
かわいくてエロい女性キャラ。
これらを楽しみながら、ぜひ最後までイッキ読みしちゃってください。
そんな「かみくじむら」は、わたしがふだん利用している電子書籍通販サイト「ebookjapan(イーブックジャパン)」で試し読みができます。
興味のある方は、下の公式サイトを覗いてみてくださいね。
また、ebookjapan(イーブックジャパン)についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。
併せてお読みいただけると嬉しいです。
